Founder

なぜ open brain を作ったか

創業の経緯と、この会社で実現したいこと。

Chapter 01
セキュリティの現場で気づいたこと

キャリアの最初はセキュリティ企業でした。インシデント対応の現場に立つ中で、繰り返し目にしたのは、「技術的には正しい対応ができているのに、組織としての判断が追いつかない」というケースでした。

ログを分析し、侵入経路を特定し、封じ込めを行う。技術的な手順は明確です。しかし、「いつ経営陣に報告するか」「顧客への通知は必要か」「サービスを止めるか止めないか」——こうした判断は、技術の外にあります。そして多くの場合、この判断こそが被害の大きさを左右していました。

技術そのものではなく、技術を使った判断を支えることが、本当に求められている支援なのではないか。この問いが、後にopen brainを立ち上げる原点になりました。

Chapter 02
暗号資産の世界で見えた課題

その後、暗号資産取引所のセキュリティ部門に移りました。ブロックチェーンの技術そのものは透明性が高い。しかし、それを悪用する犯罪は増え続けており、被害者が適切な支援にアクセスできないケースが多いことに衝撃を受けました。

「ブロックチェーンだから追えない」——多くの経営者がこう思い込んでいました。実際には、オンチェーンにデータは残っている。正しい手順で追跡すれば、資金の回収も可能です。問題は技術の有無ではなく、正しい判断ができる専門家にアクセスできるかどうかでした。

Chapter 03
「有事」と「平時」の両方を見る

open brainを立ち上げるとき、「フォレンジック専門企業」にするか「開発支援企業」にするか、迷いはありませんでした。両方やる。なぜなら、有事(インシデント対応)と平時(開発・技術戦略)の課題は、根が同じだからです。

「技術的な意思決定者がいない」「何から手を付ければいいか分からない」「判断に必要な情報が整理されていない」——インシデント対応の現場でも、AI導入やCTO代行の現場でも、聞こえてくる声は同じでした。

技術で判断を支え、組織が自走できる状態をつくる。有事でも平時でも、この一点にフォーカスする会社を作りたかった。それがopen brainです。
Chapter 04
これから実現したいこと

open brainはまだ小さな会社です。しかし、小さいからこそできることがあると思っています。クライアントの課題に深く入り込み、案件ごとに最適なチームを組成し、「自走できるゴール」まで伴走する。大きな組織では難しい、この密度の支援を続けていきたい。

そして将来的には、「セキュリティインシデントが起きたとき、最初に相談できる場所」「技術的な意思決定で迷ったとき、信頼できるパートナー」として、より多くの組織に認知される存在になりたいと考えています。

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open brain の考え方に共感いただけたら、まずはカジュアルにお話ししましょう。
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